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トイレのつまり・水回りに関するお役立ちコラム

風呂の水が詰まる原因と対処方法

一日の終わりのバスタイムが何よりの楽しみという方も多いことでしょう。寒い日のバスタイムは至福の時間ですよね。好みの入浴剤を入れた熱い湯船につかれば、一日の疲れも吹き飛んでしまう気がします。また梅雨時や夏などは、湯舟につからずにシャワーを一日に何度も浴びるという方も多いかもしれません。シャワーもリフレッシュできますよね。しかし、せっかくのバスタイムも水がつまってしまったら台無し。こちらでは、風呂の水がつまる原因とその対処方法についてご小委介します。

風呂の排水口の仕組み

風呂場の床にある排水口にはカバーがついていますが、それを取り除いて中を覗いてみると水が溜まっていることが分かります。これは下水管からの悪臭や害虫を防ぐため。別名排水トラップとも呼ばれています。長期間人が住んでいない空き家の場合は、この水が蒸発してなくなってしまうため、悪臭が充満することもあります。マンションを借りたいあるいは買いたい場合、多くの方はいくつかの物件を下見に行かれると思いますが、下見に行って風呂場のドアを開けた途端、ニオイが気になるという場合は、この排水口の水がなくなっている場合が多いのです。どんなに物件が素敵でも、これでは住む気が半減してしまいます。排水トラップは悪臭や害虫が上がってくるのを防ぐとても大切な役目を担っているのです。ですから、排水口に水が溜まっている状態が普通ですので、「水が溜まっているなんて、故障じゃないのかしら?」と心配する必要はありません。むしろ溜まっていないほうが心配なのですね。

また、排水口にはヘアキャッチャーがついています。こちらはその名の通り、髪の毛や体毛をキャッチするためのフィルターです。もしこのフィルターがなければ、髪の毛や体毛がそのまま流されて、つまりの原因になってしまいます。風呂のタイプによっては、ヘアキャッチャーの下に封水筒と呼ばれるカップがついている場合もあります。こちらも、ヘアキャッチャーで受け止めきれなかった髪の毛などをせき止める役割があります。排水口の構造や部品についてはメーカーや種類によっても異なりますので、詳しくは各メーカーのホームページや取扱説明書で確認するようにしてください。

風呂が詰まる原因物質

風呂のつまりを引き起こす原因物質の第一位は髪の毛などの体毛です。体や頭を洗う場所ですから、抜け毛が発生するのは仕方ありません。そして、多少の抜け毛であればつまることはありませんが、ヘアキャッチャーが髪の毛でいっぱいになっているとつまりが発生してしまいます。また、石鹸カスや皮脂などもつまりの原因となります。これらは非常に細かいためヘアキャッチャーをすり抜けてしまい、大量に溜まることで流れをせき止めてしまうと考えられています。

さらに、石鹸カスもつまる原因になりやすいと言われています。液体のボディソープならばお湯に溶けやすいのでそれほど心配はいりませんが、固形石鹸はお湯に溶けずにカスが出やすくなります。また、石鹸のかけらなどもつまる原因になってしまいます。そして、ヘアピンなどをうっかり流してしまった場合も、つまりやすくなります。お風呂に入る時もアクセサリーを外さない方もいらっしゃるかもしれませんが、入浴前には外しておかれるほうがよいでしょう。

そして、小さなお子さんはお風呂タイムにおもちゃを持ち込む方も多いと思います。積み木やミニカーなどが排水口の下に入ってしまうと流れをせき止めてつまりの原因になってしまいます。さらに、シャンプーなどのキャップやかみそりの刃をうっかり流してしまいつまってしまうこともあります。

また、雑菌によるつまりというのも存在します。排水口には雑菌がいるのですが、皮脂や石鹸カスは雑菌にとってはごちそう。お風呂の排水口に溜まった皮脂や石鹸カスなどを餌に雑菌が増殖し、これがつまりの原因になってしまうこともあるのです。

対応方法と予防策

ヘアキャッチャーに大量に髪の毛が溜まっている場合は、まずしっかりと取り除いてお湯が流れるかを確認してください。お掃除するときは流水にあてて歯ブラシなどで丁寧に汚れをこすり落としましょう。水を流すことで、ヘアキャッチャーに張り付いている髪の毛を取り除きやすくなります。また同じように排水口のカバーや封水筒もお掃除します。ぬめりもつまりの原因になりますので、洗剤を使ってきれいにしてあげましょう。

雑菌などが直接手に触れないように、ゴム手袋をはめてお掃除してくださいね。排水管のつまりには、パイプクリーナーを使用するのがおススメです。説明書きを読んで、適量を使うようにしてください。また、予防策は何といってもこまめな掃除です。髪の毛や体毛が抜けるのを防ぐことは出来ませんから、掃除をして取り除くしかありません。

最初は面倒くさく感じるかもしれませんが、使うたびにヘアキャッチャーの髪の毛を取り除いておけば、つまりを防ぐことが可能です。大人数のご家庭では、特に髪の毛や体毛が溜まりやすいですから、家族一人一人が掃除する習慣をつけていきたいものです。ただ、ヘアキャッチャーを毎回洗うのは大変ですから、念入りなお掃除は一週間に一回程度で良いでしょう。

きれいになった排水口は見た目にも清潔ですし、バスタイムがより楽しくなるに違いありません。そして、ヘアピンやおもちゃなどつまりの原因になるものをなるべく持ち込まないようにすることも予防策の一つです。また、キャップと本体が一体化したシャンプーボトルを使う、髭剃りは洗面所で行うなど、ちょっとした工夫でつまりを予防することが可能になるのです。

まとめ

バスタイムは体を清潔にし、疲れをとるための大切な時間です。つまりを引き起こしてせっかくのバスタイムが台無しにならないよう、日ごろから予防していきたいものですね。そして、万が一つまってしまったら、まず髪の毛などを取り除くことから始めてみてください。また、いくら頑張ってもつまりが解消しない場合は、無理をせずに業者に依頼することをお勧めします。頑張りすぎて排水口を壊してしまっては元も子もありませんので。

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