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トイレのつまり・水回りに関するお役立ちコラム

トイレの便器の補修方法をご紹介

毎日のように使っているトイレですが、実はトラブルの多い場所でもあります。つまりやひび割れといったトラブルが起きた場合、どのように補修すれば良いのでしょうか。

また意外と知らない便器の素材について、またはひび割れてしまった場合の補修方法について公開しています。自身で修復が出来るのか?または業者へ依頼するべきなのか?といった事をピックアップしていますので、トイレ補修はもちろんの事、事前にトラブルを回避したいという方は参考にしてみてください。

便器に使用される素材とは

普段便器の素材について考える事はあまりないので、どのような素材で作られているか分からない方も多いでしょう。便座やタンク部分は陶器で作られるケースがほとんどで、フタに関しては強化プラスチックが主流です。これは昔から同じ素材を使っているのですが、現代ではもっと丈夫でコストパフォーマンスの良い素材があるのではないでしょうか?その点にスポットを当ててみました。

まず便器の陶器ですが「衛生陶器」と呼ばれています。この素材は丈夫で清潔、且つ流水する仕組みが作りやすいのでトイレの素材としてはとても適しています。また水を吸収しない素材ですので、腐食の心配もありません。

また陶器というのは元々水と粘土で作られています。そのためコストも安く、信頼出来る素材だと言われています。陶器が主流ではありますが、新しいタイプのトイレが全く輩出されていない訳でもありません。例えば有機ガラス系の素材を使う事で、軽くて傷がつきにくいものも開発されています。これまでに樹脂で便器を作るような試みもありましたが、傷がつきやすいので適した素材ではないと判断されていました。他にもアクアセラミック、セフィオンテクトといった様々な素材が輩出していますので、未来は更に便利な素材が輩出される可能性もあります。

ちなみにトイレ掃除をする際に、洗剤とブラシを使うだけで汚れたすぐに落ちる事がほとんどですが、これも陶器ならではのメリットがあります。陶器は表面が滑らかで滑りやすいので、汚れを弾く力が高いといえます。技術が発展していない頃は目に見えない小さなくぼみがあり、そこに汚れが溜まる事もありましたが、技術が進歩したおかげでより手入れが楽な便器となりました。

便器がひび割れする原因

ふと気付くと便器の一部が割れている、または欠けてしまっている。多くのケースがタンクのフタを落としてしまった、あるいは便器に乗った際に踏み外してしまったという場合が多いのです。しかしなぜひび割れてしまうのでしょうか?

うっかり落下や破損は仕方ないという事もあるのですが、こびりついてしまった汚れに対して熱湯をかけて落とすという手法を使っている方がいます。たしかに熱湯により汚れが溶けて落ちやすくなる場合もありますが、おすすめできません。陶器は急激な温度変化に弱くそれが原因となりひび割れを引き起こしてしまう事もあります。どうしても熱湯を使うという場合は、40度程度のぬるま湯でも十分に効果があります。

新品のトイレを設置した直後にひび割れが起きる場合は立てつけの問題もありますし、またあまりにも体積の大きなものを乗せる事もよくありません。経年劣化というケースもありますがトイレの寿命は一般的に考えて20年程度です。陶器自体はひび割れしなければ100年以上持つとも言われていますが。タンクの部品パッキン、配管などを考えると20年ほどが妥当です。

「少しのひび割れだから気にしない」と放置していては、そこから徐々に大きくなりますし、場合によっては水漏れなどの大きなトラブルにもなります。ちなみに陶器は腐食に強いと申したのですが、それが外的要因の場合です。ひび割れが起きると内部に雑菌が侵入してしまいます。それによってカビや腐食が起きやすくなるケースもありますので放置せずに出来るだけ早めに補修する事をおすすめします。普段からこれらについて出来る限り気をつけて使用していけば、ひび割れを防げますし寿命を長くする事が出来るといえます。

ひび割れの補修方法

気をつけているのだが、ひび割れが生じてしまった場合はどのようにして補修すれば良いのでしょうか。まず手順としては止水栓と閉めます。小さなひび割れの場合は水漏れなんて起こらないと思っている方もいますが、新たなひび割れを作らないという意味もあります。

便器によっても様々ですが、ドライバーを使って回せる溝タイプやハンドル式になっている事がほとんどです。気づいた時点で止めましょう。その後、タンクに溜まっている水を汲み出し水位を下げます。水気がなくなったら、防水パテやコーキングを使って補修します。これらの道具はホームセンターにもありますし、比較的安価で販売されています。しかしこれはあくまでも応急処置ですので自己責任となりますし、確実に改善しないと考えるなら業者へ依頼するのがベストです。

ちなみにパテやコーキングは自分が見える部分しか施工が出来ないので、他にもひび割れがあるケースも考えられますので、自己処理でそのまま便器を利用する際は気をつけて下さい。業者を呼び、まず見積もりをとってもらいます。トイレの寿命は20年程度と申したのですが、フルで取り換える事になった場合はいくつかの注意が必要です。まず余りにも古い型式のトイレだと製造されていないケースもあるので、新しい型式に交換となる場合。この場合は床材の張り替えが必要になるので高額な費用が発生するケースもあります。

業者が信頼出来るところなのかを事前に調べておく事も重要です。水回りのトラブルは緊急性を要するものが多いので、中には無駄に高額な費用を請求する業者も存在します。施工にかかる時間は総換えだと半日~1日、部分補修なら数時間で終えますので参考にしてみてください。

まとめ

何気なく使っているトイレですが、実は様々な要因でトラブルが生じてしまうのです。寿命は約20年程度ですので経年劣化はもちろんですが、落下や破損、立てつけのバランスといったものがあります。これらの要因によってひび割れが起きてしまうのですが、自身で出来る施工はあくまでも応急処置となりますので、確実に補修をするならプロへお願いするのがベターです。

ちなみに便器は陶器で作られているのがほとんどで、これにはいくつもの理由があります。近年では様々な素材を使った新しいタイプの便器が輩出されていますので、これからトイレを設置する方は導入するのも良いですね。

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