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トイレのつまり・水回りのトラブルに関するトピックス

トイレで発生した虫対策を教えます

毎日必ず掃除をしていますという人はいるかもしれませんが、トイレというのはどんなにキレイにしてあったとしても衛生的にはよくない環境ですし、水があり日も当たらないので虫が発生しやすい環境なのです。言うまでもなく虫が発生するというのは気分の良いものではありませんよね。ここでは発生する可能性のあるものの種類や特徴、どのような問題があるのかについて、駆除する方法なども交えながらご紹介していきます。

トイレでよく発生する虫とその特徴

トイレには様々な虫が発生する可能性がありますが、その中でもチョウバエと紙魚の2種類が主に発生します。チョウバエとはトイレを飛び回る虫で、大きなハート型のハネを持っているのが特徴です。チョウバエにはホシチョウバエという1~2mm程度の大きさのものとオオチョウバエという4~5mmの大きさの2種類がいます。どちらも身体の色は灰色です。冬から春の初めごろの活動が活発ですが、温かい家の中ではほぼ1年中活動することができます。孵化する前の時には排水管の中などの汚れた水の中で成長し、大人になると飛び回ります。体中に雑菌をつけて飛び回るので、雑菌を様々なところに運んでしまう厄介な特性を持っています。

寿命は1か月程度と短いですが、産む卵の量がとても多くホシチョウバエは100個程度、オオチョウバエは250個もの卵を産みます。身体は小さいのですが大量発生すると駆除がとても大変です。紙魚はシミと読み、10㎜前後で、暗めの灰色をしています。平たいダンゴムシのような形で、身体の前後に3本の長い触覚のような尾があります。見た目は気持ち悪いですが、その見た目とは反対にチョウバエとは違ってあまり私たちの健康には害はありません。平べったい身体ですので、少しの隙間からでも入ってきてしまいます。

紙くずや布などを好んで食べますがエサがなくても1年間程度は生きていられると言われていて、寿命も7~8年ととても長いです。暗く、湿気が多いところを好む修正がありますのでトイレでも多くみられます。その他にも地域によっては様々な種類のものが発生します。

虫による健康被害

では発生してしまったものによって私たちの健康にはどのような被害があるのでしょうか?ここでは上でご紹介した主に発生する2種類のものの健康被害について見ていきます。

まずはチョウバエによる健康被害についてです。チョウバエは排水管や、浴槽の下に溜まったヘドロなどの不潔な場所で発生します。これらの場所には雑菌が沢山いて、衛星的にはとてもよくありません。そんな場所で孵化するまでの時間を過ごし、孵化して大人になったチョウバエは体中にその雑菌を付けた状態で飛び回るようになります。

チョウバエ自体には私たち人間を刺したり、血を吸ったりということをするわけではありませんが身体にまとった雑菌を様々なところにつけてしまうのでその菌によって感染症にかかってしまったり、食品の中に混入してしまうと食中毒にかかってしまったりします。そして最も厄介なのは食べ物に産卵することがあるということです。幼虫がその食べ物の中で孵化し、それに気が付かずに食べてしまうと腹痛や下痢を引き起こすことがあります。身体に入ってしまった幼虫はいずれ排泄物と一緒に身体の外に排出されはしますが、とても辛い症状に苦しむことになります。

一方で紙魚、見た目は本当に気持ち悪いのですが、私たち人間への健康的な被害というのはほとんどありません。もちろん刺したり、血を吸ったり、毒をもっていたりということもありません。健康的な被害はありませんが、その見た目の気持ち悪さに不快感を覚える人はとても多いです。また、紙や布を好物としているので衣服や本などを食べてしまうということもありますので、家の中で発生すると厄介な存在であるということには変わりありません。

このように2種類とも健康被害という面で考えるとそこまで大きな問題のあるものではありませんが、やはり家の中で発生していて気分の良いものではありませんのでできるだけ発生しない方法や駆除する方法を知って対策をしておくと良いでしょう。

虫の駆除方法

発生してしまったものの種類によって、駆除方法も変わってきますので、それぞれの駆除方法について見ていきます。まずはチョウバエです。チョウバエの大人を見つけたら殺虫スプレーやハエとり器などを使用して駆除します。最近ではシート状のものやリボンのようになっていて吊り下げることができるようなタイプも販売していますのでそういったものを使用すると良いです。

ですが、チョウバエの駆除には卵など孵化する前の状態のものも駆除しなければなりません。チョウバエが一度に産む卵の数が非常に多いので、孵化してしまう前に駆除しないと大量発生を防ぐことはできないのです。孵化する前のものにはコバエ用の駆除剤を使用します。その際にはチョウバエが卵を産み、孵化するまでの間を過ごす排水溝や浄化槽の中などを洗浄できるタイプのものを使用すると効果的です。

見逃しがちなのがタンクの中や洗浄用のブラシの入ったケースの中です。水分があり暗く日の当たらない場所はチョウバエの発生スポットですのでここも必ずチェックして、存在しているようであれば駆除します。チョウバエに関していえば飛び回っているものだけを駆除してもなんの意味もありません。卵まで全てを駆除する必要があります。紙魚の駆除方法は、殺虫スプレーや粘着シート、燻煙剤を使用した方法がおすすめです。

紙魚にはハネがありませんので飛び回るようなことはありません。床を這って移動するので比較的駆除しやすいです。紙魚の駆除のポイントは隠れているものもきちんと見つけて駆除できるかどうかということです。ほんの少しの隙間にも入り込んでしまう性質がありますので、細かい部分まできちんとチェックするようにしましょう。

そしてトイレットペーパーの切れ端などが落ちていると紙魚のエサとなってしまいますので一つ残らず片づけるようにしましょう。最近では虫よけの役割をもった芳香剤などもありますのでそういったものを使用するのもおすすめです。

まとめ

トイレは水があり、日が当たらずに湿気が多いという虫が発生するには絶好の環境が整っています。そのため、いくらキレイにしていても全く発生しないようにするということはなかなか難しいです。発生するのは主にチョウバエと紙魚の2種類ですので今回ご紹介した対処法を頭に入れておいて、もし虫が発生してしまった場合には適切な対処ができるようにしておきましょう。

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